『新 温故知新1』 長谷川信彦さん

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『新 温故知新1』
こんばんは。
鋼のマインドコンサルタントの片野賢二です。

松崎キミ代さん、関正子さんと紹介してきました。
3人目は、長谷川信彦さんに協力していただきました。

長谷川さんは、
1967年世界選手権ストックホルム大会男子シング
ルスに優勝し、全日本選手権大会の男子シングルスは
6回優勝しています。

右腕の上腕の太さは、ポパイがホウレンソを食べたと
きにできる力瘤からポパイというニックネームで呼ば
れていました。

そこから生まれるフォアハンドドライブは、「ジェッ
トドライブ」と言われ、
当時は世界一の威力がありました。

亡くなる前に、何度か、群馬・桐生市の卓球センター
を訪問させていただき、

取材をさせていただいたり、食事をご馳走になりまし
た。

センターでは、硬式だけではなく、ラージボールの指
導もしていました。

ラージボールでお手合わせをしていただくことができ
なかったことが、心残りです。

ボールの重さを体感したかった。    

                    
『普段の練習、生活が
すべてプレーに現れる』

≪1日8時間以上練習し
ついに日本一になる≫

私が大学(愛工大)に入学した当時は、社会人3年目
の木村興治さんが一番強い選手だったのですが、木村
さんがある卓球専門誌に、1日3時間半練習し、トレ
ーニングは40分やっています、と書いてありました。

私は、
大学に入学するときに4年間の間に日本一になる、と
いう目標を持ちましたから、それだったら、自分は木
村さんの2倍から3倍やろうと思い、練習は8時間以
上、トレーニングは2時間やろうと決心しました。

愛工大は、普通は6時から9時半までの練習になるの
ですが、

私は
夕方の4時から夜の11時ぐらいまでやりました。

更にこの程度では日本チャンピオンになれないと思い、
週2回翌朝の5時まで練習をしました。

そのときにしたことは、集中した基本練習を3時間ぐ
らい、
そのあとゲーム練習主体に平均30~40ゲーム、ト
レーニングはランニングが1時間ぐらい、それから私
は体が小さかったので、
普通のトレーニングじゃ駄目だと思いましたから、
ウェイトトレーニングのいろんな種目を30分、
あとは荻村さんから教わった動きの切れをよくするサ
ーキットトレーニング、
膝曲げ屈伸、腕立て伏せ、腹筋、バービー、
爪先立ちの5種目を全力でやりました。


そのときに、攻撃的なロビングやバックハンドスマッ
シュ、それからジェットドライブと言われた速いドラ
イブを覚えました。

疲れましたが、目標がありましたのでそれほど苦しい
とは思わず頑張れました。

それらの苦しい練習のお蔭で、大学1年のときの全日
本選手権の決勝で木村さんに勝つことができ、優勝す
ることができました.

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