『運とは何か?』パート2
こんにちは。
鋼のマインドコンサルタントの片野賢二です。
本日は、
『運とは何か?』パート2をご紹介します。
将棋の米長邦雄氏が20数年まえに名人位を獲得したときに、
”中年の星”
とマスコミを賑わしました。
この記事が卓球月刊誌に掲載されたのは、
18年になります。
米長さんは、その少し前に名人位になりました。
現在の将棋界は、
羽生さんから藤井7段の時代になろうと
しています。
名人戦に挑戦すること7度目。
やっと夢が実現しました。
ところが、当時20代の谷川浩司氏が1度目で名人位を物にします。
なぜ、彼は1回目で物にできたのでしょうか。
徹底的に谷川氏と自分の棋譜を研究したそうです。
その結果、出た結論は、力は自分が上。
では、なぜ勝てないのでしょうか。
再考の末に出た結論が、”運”ということだったそうです。
谷川氏の育った環境をみてみることにしました。
名人位就任のお祝いを兼ね、谷川家の自宅を訪問します。
じっくり観察しました。
なるほど、この両親と家庭環境であれば、
幸運の女神に好かれると納得した話は有名です。
どうしたら運の女神に好かれるかという研究をした結果、
「謙虚さと笑顔」のある人間には運の女神が
つくという結論にいたりました。
話は変わりますが、
経営の神様と言われた松下幸之助氏が、
財界人の会合で、
ある経営者から会社を発展させるためのコツはなんですか、
と質問されました。
「ツキでしゃろな」
と幸之助氏。
質問した経営者をはじめ、
大部分の人は期待はずれの答えにガックリしたそうです。
だが、京セラの稲盛さんほか、
数名の人はなるほど、と納得した話は有名です。
朝起きられたら、運がいいと思います。
起きられない人もいます。
ご飯をおいしく食べられたら運がいいと思います。
食べられない人もいます。
些細なことでもいいですから、
いいことの確認作業をすること。
これが大切になります。