2011年11月16日の記事より
実際にこの文章を書いたのは、1996年の夏でした。
1996年はアトランタでオリンピックが開催されま
した。
88年ソウル、92年バルセロナに続き、取材に行っ
てきました。
今回は、アトランタオリンピックの話になります。
1996年10月号の月刊誌より。
今回のオリンピックで個人的に感動した選手が3人い
ます。
1人は、日本の松下浩二選手です。特にグルッバ(ポ
ーランド)戦
がよかった。
第1ゲームの最後の1本、その1本の攻防は見ごたえ
がありました。
また、第3ゲームの最後も素晴らしかった。
カットと攻撃ということで、試合が長引き、そのステー
ジの最後と
なって、観衆を釘付けにしたこともよかったと思います。
少し前までは、人に感動を与えられるようなところまで
いかず、そ
の前に敗れることが多かったと思いますが、実力がつい
てくるにしたがい、心技体が備わったいい選手になった
と思います。
「プロになって4年目ですが、ここにきて、やっと成果
が出てきた
と思います。今後の目標は世界ランク10位以内に入る
ことです」
と試合後に松下選手が語っていました。
大きく羽ばたいて欲しいと思います。
現在は、Tリーグチェアマンとしてリーグを立ち上げる
べく活躍していることはみなさんご存知のことと思いま
す。
残りの2人は、中国の劉偉選手(リュウイ)とチャイニ
ーズ・タイペイ
の陳静選手(チェンジン)です。
劉偉選手は、団体戦メンバーに選ばれず、悶々(もんも
ん)としているような感じでした。
そのうっぷんを個人戦で晴らせばいいのですが、何か投
げやりな感じで試合をすることが多く、見ていて気持ち
のいいものではありませんでした(ほとんどが中国選手
同士の対戦になるのですが)。
それが、今回の五輪では、おそらく初めてになるかもし
れないと思います
が、シングルスで真剣なプレーを見ることができました
(対鄧亜萍戦)。
最後は、惜しくも敗れましたが、その真剣なプレーに感
動しました。
陳静選手は、88年ソウル大会は中国代表として出場し、
女子シングルスに優勝しました。
その後タイペイに渡り、プレーを続けますが、いつも元
気のないプレーを
しているような感じでした。それが今回は体を目いっぱ
い使い、動き廻っていました。
残念ながら決勝では敗れましたが、笑顔と元気のあるプ
レーは本当によかったと思います。
大観衆に感動を与えたのではないでしょうか。
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