『新 温故知新2』 長谷川信彦さん

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『新 温故知新2』長谷川信彦さん
こんにちは!
鋼のマインドコンサルタントの片野賢二です!

長谷川さんの2回目になります。

私は、荻村さんや木村さんから随分指導をしてもらいました。

普通の人はアドバイスを受けると、
そのアドバイスをよくできて100%しか守らないと思いますが、
私は150%から200%、ときには300%ぐらいにしていく
努力をしました。

例えば、
荻村さんからウェイトトレーニングはすごく大事だよと、
アドバイスを受けたとします。

そのときに教わったウェイトトレーニングと、
自分に合ったウェイトトレーニングを組み合わせてやりました。

また、ランニングは30分はやった方がいいと言われたら、
1時間やるとか、言われたことに対して100%じゃなく、
150%、200%をやるようにしました。

それから選手は、選手であるとともに、
指導者でもなければいけないと思います。

自分でフォアハンドはこういうことに気をつけて打つ、
バックハンドはこういうことに気をつける、
フットワークはこういうところに気をつけて動くとか、
自分で考えてやっていくように心がけていました。
             
精神面を高める強化は、
挨拶、返事、礼儀作法といいましたが、
それも木村さんの2倍から3倍はやらなきゃいけないと思っていました。

木村さんはマナーのいい人で、すごく尊敬していました。

自分は将来、木村さんみたいなプレーをしたい、
という気持ちが強く、木村さんに勝つには木村さんのすべて、
心技体にわたって、
2倍から3倍努力しなければいけないと思っていましたから、
挨拶、返事、礼儀作法に気をつけましたし、
決勝戦をやるときには木村さんより深く頭を下げるようにしました。

木村さんの技術を随分盗みました。
ドライブをかけるときは、常に木村さんのドライブを手本にして、
それは高校1年生のときから、今でもそうです。


バックハンドは、高橋浩さんがお手本で、
一本差しグリップはフォアハンドもバックハンドも
ペンホルダーと同じ打ち方です。

シェークハンドと同じ打ち方をすると駄目で、
私はペンの卓球を一本差しでやっていました。  
              
 
フォアハンドロングは、松崎キミ代さんのフォームをいつも頭に
入れて打っていました。
今でもそうです。

ロビングは、荻村さんのフォームをいつも頭に入れてやっていました。

多分、今の時代に生まれていたら、
強くなっていなかったように思います。

フォアハンドだったら世界一、ドライブだったら世界一、
フットワークだったら世界一、
ロビングだったら世界一という選手が日本にいましたから、
それを、真似すればよかったので、強くなれたと思います。

今は、部分的に吸収する目を持っていないといけないと思います。

例えば、岩崎君の下半身の使い方、ワルドナーの手首の使い方とか、
部分的に吸収できる人でなければ絶対強くなれない時代だと思います。   

つづく
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