ブランドとは?

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 ブランドとは?

 先週13日の土曜日は、秩父を堪能してき
ました。

 一部のSNSで紹介しましたが、お昼はお
蕎麦屋さんに行き、その後、超有名な阿左美
冷蔵に行って、かき氷をいただきました。

 そのことについて、投稿したいと思います。

 家人は、二度目ということでしたが、私は
初めて行きました。

テレビや雑誌等で何度も紹介されています
ので、存在自体は知っていましたが、夏の時
期には2時間、3時間待ちの行列ができてい
ます。
 カップルや家族連れ、グループなどで賑わ
いを見せている場面を何度か目にしていまし
た。

 土曜日なので、混んでるかなという不安が
ありましたが、曇り空ということと、丁度お
昼時で、お昼から氷を食べる人は少ないとい
うことで、20人ほどが入っていましたが、
すんなり入ることができました。

 行ったことがある人はわかると思いますが、
庭はきれいに整えられていて、インスタ映え
します。

店内は、渋さを売りにする所と若いカップ
ルやグループが楽しめようにレイアウトされ
ていて、外のテラス席も春や秋は気持ちがよ
く、夏場は夏場で冷たい氷をいただくのに最
適かもしれません。
 
歯の調子が悪かったので、凍みるかなとい
う心配があったのですが、まったく杞憂に終
わりました。頭にツーンという痛さもなく、
これが天然の氷なのかと驚きました。

 私は、44年間卓球業界に籍を置いていま
した。

 ニッタクというメーカーに勤務していまし
たが、ブランドという言葉を取り出すと、由
来は家畜の識別のために、「焼印を押す(ブラ
ンド)」ことにあるといわれています。

 由来からみると、ブランドは商品やサービ
スを識別するための役割を持っていて、今日
のマーケティングではブランドの役割は重要
だといえます。

 ブランドとは、「識別」の役割を持っている
ということはわかりましたが、では、ブランド
とは何なのか? 

と言われるとよくわかりません。

 よく、高級ファッションブランドとか、自動
車とか家電メーカーとか、いくらでもあげるこ
とができ、また、製品のブランドも入れるとキ
リがありません。

 アメリカ・マーケティング協会は、個別の売
り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識
別させ、競合他社の商品やサービスから差別化
するための名称、言葉、記号、シンボル、デザ
イン、あるいはそれらを組み合わせたもの、と
定義しています。

 つまり、ブランドとは、他社と自社との商
品をあるいはサービスを識別させるもの、を
指します。

 実際に商品がブランドとして識別されるに
は、名称、商標、標語、メッセージ、デザイ
ン、シンボル、イメージ、サウンド、から成
り立っていて、これらをブランド要素(ブラ
ンド・エレメント)と言います。

 これら一つひとつがブランドとして識別さ
れる要素になっていますが、ここではイメー
ジということで取り上げてみたいと思います。

 先ほどの卓球メーカー、ニッタクから連想
されるイメージは、というと、卓球ボールに
なると思います。

日本で唯一国産メーカーになり、勤務して
いた当時は何度かボール工場に行きましたが、
半分手作り、半分オートメーションという流
れでしたが、手作りの職人技という部分に社
員であっても感動しました。

まさに1個、1個丁寧に作られていました。

 これまで何度か、テレビ、雑誌等で紹介さ
れていますので、ご覧になった方はお分かり
になると思いますが、現場で見ると更に感動
します。

 手前味噌になりますが、ニッタクはボール、
そしてラージボール卓球ということになると
思います。

 私は、ラージボール卓球の普及活動を20
年間させていただきました。

 おかげで、11月15日にラージボール卓
球「上達への道」という書籍をベーブボール
マガジン社から発行することができます。

 卓球メーカーにはもう1社有名企業があり
ます。

 バタフライ(タマス)という企業です。

 では、バタフライは、どういうイメージが
あるのか?

 個人の感想になりますが、おしゃれ、洗練
されているイメージがあります。

 商品の持ち味は、ラバー、ラケットになる
と思います。

 かつてラバーは、スレイバーという商品が
一世を風靡しました。

 そして、現在はスレイバーからテナジーに
受け繋がれています。

 ニッタクは3スターボールで、バタフライ
はテナジーといっていいと思います。

 話は、戻りますが、阿左美冷蔵のブランド
力は、名称は、今はしっかり浸透し、大行列
のお店というイメージが定着しています。

天然氷のふわふわ感には驚きました。そして
美味しさという点と接客マナーは行き届いて
いました。

 ここまでのブランド力を高めるために、ど
ういう展開をしてきたのか、はわかりません
が、他社との差別化ということができている
ので、値段を高値に設定しても顧客は満足し、
秩父に来た時にはまた足を運ぶことになりま
す。

 接客という点では、お昼をいただいたお蕎
麦屋さん(原さん)も接客対応はしっかりで
きていました。

 三峰神社に向かう街中の左右道路には、た
くさんのお蕎麦屋さんがあります。

 10数件はあったと思います。

 でも、秩父に行ったら、他のお店ではなく、
原さんのところに行くと思います。

 頭の中に、そういうイメージが出来上がる、
裏を返せばイメージさせるという戦略ができ
れば成功といえるのではないでしょうか。

 天然かき氷から連想して投稿させていただ
きました。
 
 卓球、メンタル、健康コンサルタントをし
ています。

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