こんにちは！
「心が整うコーチ＆コンサル」の
片野です。
本日は、会社員時代のことと、
それに対しての対応の仕方に
ついて投稿したいと思います。
卓球メーカーに勤務し、４０年間
卓球雑誌の編集をしていました。
３人で取材、編集をしていた時も
ありましたし、２人の時もありました。
また、１人の時もありました。
3人と言っても、２人は外部の人で、
社内の人ではなかったことで、上司で
はありませんでした。
１人の時も何年かありました。
辛いということはあまり感じなくて、
田舎出の人間で、しかもなんの実績も
ない人間が卓球雑誌の編集をやらせて
もらっているということが頭にありました。
ちなみに、その卓球雑誌は、昭和２２年
創刊ですから、今では７２年になります。
私が在籍していた最後の時で６８年ぐらい
の歴史があり、その内の４０年ですから、
一番長く携わっていたと思います。
１人の時は、１２月３１日と１月１日は
休みを取りましたが、２日から会社に出て
編集作業をしていたことがありました。
それでも、辛いと思ったことはなく、
楽しかったという感じです。
仕事が好きだったことと、実績のない人間が
好きなことをやらせてもらっているという
満足感がありました。
また、私はどちらかと言えば、集中力が
高い方で、東北の人間だからなのかな、と
いうことも考えたことがありましたが、
我慢をしたり、頑張ることがあまり苦に
なりませんでした。
９時から編集作業をして、
（実際は７時半ぐらいには会社に行っていましたが）
気がついたら１２時になっていたということはざらに
ありました。
途中一度ぐらいはトイレに立っていましたが。
集中すると、周りのことが気にならず、
外から電話がかかってきても分かりません。
編集部の連中は、電話に出ない、といつも
注意されていました。
他の人は知りませんが、私は電話がかかっている
ことも分からないということがいつもありました。
注意をされ、
「かかっているのに気がつきませんでした」
と答えると、またまた注意をされるという感じ
でした。
（注意ではなく、怒られるということですが）
別に面倒くさくて、出ないわけではなく、
本当に気がつかないということです。
昨日も投稿しましたが、定年で会社を辞める時に
もし、５０歳ぐらいで辞めていたら、人生が変わって
いたなと思いました。
４０歳だったら、もっと良かったなとも思いました。
子どもたちが大学に行ったので、それは出来ませんが、
それぐらいストレスがあったのが分かりました。
それでも、編集は自分の好きなようにやらせて
もらいました。
自分がいいなと思った選手、指導者、裏方で頑張って
いる人を表舞台に紹介することもできました。
今は勝手なことはできませんが、当時はそれが
許されました。
好きなことをしていたのに、辞めた時にストレスが
あったということです。
余談ですが、定年してから１０㎏太りました。
それから、
要領が悪かった話をします。
締切が迫り、時間のない中で、誰々さんを
取材したいと思ったとします。
電話やファックス、今はメールになりますが、
それらの機能を使って済ませればいいわけですが、
直接会って取材をするということをしていました。
時間の使い方が下手ということになりますが、
会うということをしていました。
また、雑誌が出来上がったとします。
郵送すれば、いいわけですが、直接届けるという
こともしていました。
遠方はできないですが、近場や関東近辺では
そういうことをしていました。
結果的に自分のファンにもらう、ということも
ありますが、当時はそんなことは考えていなくて、
会社のファンになってもらうということを考えていました。
郵送すれば、いいだろうという注意を受けたことが
何度かあります。
時間の使い方が下手だったということと、
上に対しても対応がイマイチ、イマニ、だった
かもしれません。
要領よくこなしていれば、
昇進や出世に繋がるということになります。
現在は、卓球関係者にコンサルをしたり、
アドバイスをしたり、場合によっては現在会社で
困っている人、うまくいってない人に対して
アドバイスをしています。
自分がうまくいかなかった経験が別の形で
生きているということになります。
人生って不思議ですよね。
「人間万事塞翁が馬」
という諺がありますが、まさにその通りです。
ここからが、本題になります。
会社で上手くいってない人、成長していない人、
昇進がまったく止まってしまっている人がいると
します。
実力があるのに、
なぜ、そういう状況になっているのか？
ということです。
かつての私と同様に、
会社が考えていることと、あなたが実行している
ことがイコールになっていないわけです。
「会社があなたに求めていること」
「やってもらいたいこと」
「やってもらいたくないこと」
を
あなたは理解していない、ということになります。
実力があるのに、どうしてわかってくれないのか、
こっちのやり方の方がいいと思うのに、どうして
理解してくれないのか、
という悶々とした状態になります。
これは、
家庭に置き換えてもいいと思います。
奥さん、子どもがあなたに求めていることが
わかりますか？
となります。
恐らく、わからない人が多いと思います。
これって、実は
本人に一番問題がありますが、
相手（会社・家庭）にも問題があります。
「あなたにこれを求めています」
と伝えていないからです。
もしくは、相手（会社・家庭）自体が、
何を求めているかを理解していないからです。
自分が仕事ができるだけではなく、
自分と同じか、自分以上に仕事ができる人を
育てること、
ということが会社にはあると思います。
会社でうまくっていってない人、
あるいは、
昇進が止まっている人は、
「会社が求めていることを知っているのか？」
「知らなければ聞いてみることです」
私は、聞くということをしてきませんでした。
基本的には、聞かないと教えてくれません。
場合によっては、聞いても教えてくれない
場合がありますが、
教えてくれない理由の一つに、
人に注意をしたり、アドバイスするのは、
ものすごくパワーがいります。
また、場合によっては、嫌われたり、煙たがられる
可能性もあります。
人は、基本的に人と摩擦を起こしたくありません。
もし、あなたがトップという立場の場合は、
「相手に何を求めているのか？」
をしっかり伝えることが大切になります。
これは、会社だけではなく、家庭も一緒です。
最悪の結果にならないためにも、どちら側も、
「やれる内にやる」
というのがベストになると思います。
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