『TeachingとCoaching』

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『 TeachingとCoaching』

1999年の文章より
(20年ほど前の投稿になります)

Teachingを大修館書店のジーニアス英和辞典で引くと
「教えること」と出ています。

Coachingを引くと、「指導すること」と研究社のユニ
オン英和辞典に出ています。

ついでに、岩波書店の広辞苑を引くと、

①競技などを指導し、訓練すること。
②コーチする人。

と出ています。

ティーチングは、書籍やマスメディアでもできますが、コーチン
グは、そうはいきません。指導する対象者が目の前にいて、はじ
めてなりたちます。

学校などで、たくさんの対象者(選手)に対し、自分の考え方を
講義し、また、その選手や学習者の一生を考えたうえで、なにを
するべきか、という長期的な考え方に立って行われることがティ
ーチングになります。
           
それに対し、体育館やグラウンドで、選手(対象者)を指導し、
それぞれのレベルに応じて課題を与え、できたかどうかを評価
し、修正することをコーチングといいます。

また、このシーズンをどう戦うか、あるいはいかに成果を出す
か、といった短期的、かつ具体的な目標を定め、10年後のこ
とは別にして、1年後、2年後、あるいは3年後をどうするか
ということをいいます。

2月18日(1999年)、日本卓球協会よりユーゴで開催さ
れる世界卓球選手権大会の日本代表選手とコーチングスタッフ
が発表されました。

銅メダル以上を獲得できる可能性の高い選手たちとスタッフが
選ばれました。

すばらしい成果をあげてくれることを信じたいと思います。

※ユーゴで開催される予定だった世界選手権大会は、国内情勢の
悪化のため、オランダのアイントホーヘンで開催されました。

国際卓球連盟(ITTF)は、3月25日、ユーゴ・コソボ情勢
の緊迫化に伴い、ベオグラードで開催される予定だった第45回
世界卓球選手権大会の開催権をはく奪すると発表しました。

1993年に一旦は開催が決まっていましたが、内戦のために見
送られました。

しかし、ITTFは開催権をはく奪したわけではない、との立場
から、大会実現の機会を伺い、今年の開催が決定していました。

※1999年は、個人戦はオランダのアイントホーヘンで開催
され、団体戦は2000年クアラルンプールで開催されました。

そして、翌2001年は大阪で団体戦、個人戦が開催されまし
たが、翌大会からは分割開催となりました。

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