人生で一番大事なことは何か?
72歳になって考える「なぜ生きるのか」
人生で一番大事なことは何か?
72歳になって考える「なぜ生きるのか」
「人生で一番大事なことは何ですか?」
もし、あなたがこう聞かれたら、何と答えるでしょうか?
お金。
健康。
仕事。
家族。
友人。
人によって、答えはきっと違うでしょう。
僕自身も、72歳になるまで、
この問いを深く考えたことはありませんでした。
ところが、今年5月から、ご縁があって
「仏教」を学ぶようになりました。
そこで改めて考えるようになったのが、
「人は、なぜ生きるのか?」
という、とても根本的な問いです。
今日は、72歳になった僕が、
これまでの人生と10年間の学びを振り返りながら、
「人生の目的」について考えてみたいと思います。
定年退職後の10年間、僕が学んできたこと
僕は62歳で定年退職しました。
会社員としての仕事を終えてから、
マーケティング、
メンタルコーチング、
SNS、
ライティング、
コンサルティング、
営業など、
さまざまなことを学んできました。
「これからの人生をどう生きるか?」
「どうすれば、もっと自分らしく生きられるか?」
そんなことを考えながら、10年間学び続けてきたのです。
そして今年、仏教を学び始めました。
これまでとは、少し違った種類の学びです。
実は以前、3人の方から、
「片野さんは、前世がお坊さんだったんじゃないですか?」
と言われたことがあります。
もちろん、前世のことは僕には分かりません。
証明することもできません。
でも、自分でも、
「もしかしたら、そうなのかもしれないな」
と思うところがあります。
だから、今年から仏教を学び始めたことも、
「これも何かのご縁なのかな」
と感じています。
「どう生きるか」の情報は、世の中にあふれている
今の時代、
「どう生きるか」
についての情報は、たくさんあります。
どうやってお金を稼ぐのか。
どうすれば健康で長生きできるのか。
どうすれば仕事で成功できるのか。
どうすれば人間関係がうまくいくのか。
どうすれば幸せになれるのか。
本屋さんに行けば、
こうしたテーマの本がたくさん並んでいます。
YouTubeやSNSを見ても、
毎日のように「人生を良くする方法」が流れてきます。
僕自身も、この10年間、
そうした「どう生きるか」を学んできました。
もちろん、それは決して無駄ではありません。
むしろ、今の僕をつくってくれた大切な学びです。
でも、仏教を学び始めてから、
ふと、こんなことを考えるようになりました。
「どう生きるかの前に、もっと大切なことがあるのではないか?」
それが、
「なぜ生きるのか?」
という問いです。
「なぜ生きるのか」を考えたことがありますか?
考えてみると、不思議です。
僕たちは、
「どうやって生きるか」
については、たくさん考えます。
でも、
「そもそも、なぜ生きるのか?」
については、あまり考えません。
毎朝起きる。
仕事をする。
ご飯を食べる。
家族と過ごす。
休む。
そして、また次の日を迎える。
それを繰り返していきます。
もちろん、それが悪いわけではありません。
でも、あるとき、
「自分は、何のために生きているのだろう?」
と立ち止まって考えてみることも必要なのではないでしょうか。
特に、50代、60代、70代と人生の後半に入ってくると、
この問いは少しずつ大きくなってきます。
仕事を辞めたら、何をするのか。
子どもが独立したら、何をするのか。
肩書がなくなったら、自分には何が残るのか。
そして、
「これからの人生を何のために生きるのか?」
という問いです。
大海原に投げ出されたら、あなたはどうしますか?
ここで、ひとつ想像してみてください。
あなたが突然、大海原に投げ出されたとします。
見渡す限り、海ばかり。
右も左も海。
前も後ろも海。
陸地がまったく見えません。
あなたはどうしますか?
きっと、
「死にたくない!」
と思って、必死に泳ぐでしょう。
ところが、問題があります。
どちらに向かって泳げばいいのでしょうか?
陸地が見えていれば、その方向に泳げばいい。
目的地が分かっていれば、泳ぎ方を考えることができます。
でも、目的地が分からなければ、
どれだけ頑張って泳いでも、
自分が正しい方向に進んでいるのか分かりません。
やがて疲れてしまいます。
これは、人生にも似ているのではないでしょうか。
お金や仕事は「人生の目的」なのか?
僕たちは毎日、一生懸命に泳いでいます。
もっとお金を稼ごう。
もっと仕事で成功しよう。
もっと健康になろう。
もっと人から認められよう。
もっと良い生活をしよう。
もちろん、それらは大切です。
でも、それらは「目的地」なのでしょうか?
お金は人生を支えてくれます。
仕事は自分の役割を与えてくれます。
家族は心の支えになってくれます。
健康は人生を楽しむために必要です。
でも、それらを永遠に持ち続けることはできません。
どれだけお金があっても、最後には手放します。
どれだけ健康でも、永遠に生きることはできません。
どれだけ愛する家族がいても、最後は一人で死を迎えます。
これは、誰でも知っている事実です。
ところが、普段はあまり考えません。
僕自身もそうでした。
72歳になり、仏教を学び始めて、
ようやくこのことを少し真剣に考えるようになりました。
死を考えることは、人生を大切にすること
「死について考えるなんて、暗い話だ」
そう思うかもしれません。
僕も以前はそうでした。
でも今は、少し違います。
人生に終わりがあるからこそ、
今日という一日が大切になる。
そう思うようになりました。
時間が永遠にあると思えば、
「明日でいい」
となります。
でも、人生には限りがある。
そう思えば、
「今日やっておこう」
となります。
会いたい人に会う。
ありがとうを伝える。
謝りたい人に謝る。
やりたいことを始める。
自分の人生を見つめ直す。
死を考えることは、
「どう死ぬか」を考えることではありません。
むしろ、
「どう生きるか」を真剣に考えること
なのではないでしょうか。
72歳になった今、僕が考えていること
若い頃の僕は、
「どうすれば成功できるか」
を考えていました。
会社員として、どう頑張るか。
仕事でどう結果を出すか。
どうすれば人から認めてもらえるか。
定年退職した後は、
「これから何をしようか」
と考えました。
そして、この10年間は、
「どうすれば人生をもっと良くできるか」
を学び続けてきました。
でも今は、少し違います。
「そもそも、僕は何のために生きているのだろう?」
この問いを考えています。
72歳になったからこそ、見えてきたものがあります。
人生の後半では、
「何をするか」
だけではなく、
「何のためにするのか」
を考えることが大切なのだと思います。
お釈迦様は2600年前から、この問いと向き合っていた
仏教を学び始めて興味深いと感じたのは、
お釈迦様が2600年前から、
人間の苦しみや幸せについて深く考えていたことです。
現代には、スマートフォンがあります。
SNSがあります。
AIがあります。
お金を稼ぐ方法も、健康になる方法も、
昔とは比べものにならないほど増えました。
それでも、
「なぜ人は苦しむのか?」
「どうすれば幸せになれるのか?」
「人は何のために生きるのか?」
という問いは、今も変わっていません。
時代がどれだけ進歩しても、
人間の根本的な悩みは、
それほど変わらないのかもしれません。
だからこそ、2600年前の教えを、
今の時代に学ぶ意味があるのではないか。
僕はそんなふうに感じています。
あなたは、どこに向かって泳いでいますか?
ここで、あなたもう一つ質問があります。
もし今の人生を「大海原」に例えるとしたら、
あなたは今、どこに向かって泳いでいるでしょうか?
お金でしょうか。
仕事でしょうか。
家族でしょうか。
老後の安心でしょうか。
成功でしょうか。
それとも、
「とりあえず今日を生きる」
でしょうか。
どれが正解という話ではありません。
大切なのは、
自分がどこへ向かっているのかを知っていること
です。
目的地が見えれば、泳ぎ方は変わります。
人生も、きっと同じです。
「どう生きるか」より「なぜ生きるか」
僕は今、
「どう生きるか」
も大切だけれど、
その前に、
「なぜ生きるのか」
を考えることが、もっと大切なのではないかと思っています。
あなたは、何のために生きていますか?
今まで、この問いを考えたことがありますか?
もし答えがすぐに出なくても、大丈夫です。
すぐに答えを出す必要はありません。
大切なのは、
自分自身に問いかけてみること。
そこから何かが変わり始めるかもしれません。
noteのメンバーシップでは、さらに深く掘り下げています
今回の記事では、
「人生で一番大事なことは何か?」
という問いから、
「どう生きるか」ではなく、
「なぜ生きるのか?」
というテーマについて書きました。
僕自身、今年5月から仏教を学び始めたばかりです。
だから、まだまだ勉強中です。
でも、72歳になった今だからこそ、
この問いと向き合う意味があると思っています。
メンバーシップでは、ここからさらに深く、
「仏教では人生の目的をどう考えているのか?」
「なぜ人は苦しむのか?」
「本当の幸せとは何なのか?」
そして、
「人生の後半を、何のために生きるのか?」
について、僕自身が学んでいること、感じていることを、
もう一歩踏み込んで書いています。
50代、60代、70代。
これからの人生を考えたい方には、
ぜひ一度読んでいただきたいテーマです。
人生は、ただ長く生きればいいわけではない。
大切なのは、
「どこに向かって生きるのか」
なのかもしれません。
あなたは今、どこに向かって泳いでいますか?
そして、
「なぜ、そこへ向かっているのでしょうか?」
この問いを、ぜひ自分自身に投げかけてみてください。
メンバーシップは、こちらからになります。
⇒https://note.com/cute_gerbil292/membership
