50年前の仙台の夜行列車と、今回の宮城県知事選に思うこと
22、3歳の頃、私は営業で東北を担当していました。
ある時、仙台から東京へ戻る際、所持金が少なくて、
やむなく各駅停車の夜行列車に乗ったことがあります。
集金した現金や小切手、約束手形をしっかり握りしめ、
「なくしてはいけない」と気を張りながらの移動。
夜の列車の揺れと、車窓から見えた灯りが今でも記憶に残っています。
木造の仙台駅と、7〜8時間かかった各駅停車の旅
当時の仙台駅は木造建て。
人の温もりがあり、どこかホッとする雰囲気のある駅でした。
今は新幹線が通り、東京からわずか1時間半ほど。
あの頃は各駅停車で7〜8時間もかかっていたと思います。
常磐線だったでしょうか…。
あれからもう50年が経ちました。
宮城県知事選、現職が6選。低投票率に思うこと
10月26日（日）に行われた宮城県知事選では、
現職が6選を果たしました。
しかし、投票率は前回より約10ポイント低下。
「投票しても何も変わらない」と
感じる人が多かったのかもしれません。
けれど、もし投票率がもう少し高ければ——
結果は違っていたかもしれませんね。
高市総理の登場と、日本の空気の変化
高市総理が誕生してから、日本の空気が変わりつつあります。
28日に行われたトランプ大統領との会談も大成功。
久しぶりに日本が堂々と国際社会の中で存在感を示した瞬間でした。
そんな中での宮城県の低投票率。
政治への関心が全国的に高まっているだけに、少し残念に感じます。
時代の流れを感じながら
昔の仙台駅で感じた夜の空気と、
今の日本が迎えている新しい時代の風。
どちらも、「時代の節目」を見ているような気がします。
変わらないように見えるものも、
いつの間にか大きく変わっている。
そんな50年の流れを、しみじみと感じます。
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